NEWS / EVENT

※終了しました

工学院大学建築学部 主催
第6回 高校生の建築フレッシュ・アイデア・コンペ
「安らぎの空間、くつろぎの空間―21世紀の家族のための家、まち、都市―」

今、高校生活を送っているあなたたちは、たぶん大人と変わらないたくさんのストレスにさらされているでしょう。それをゲームなどで発散させてしまうのではなく、「空間」で解消するとしたら?

「家」は本来、誰にとっても最も安らぐ空間である…ように思えます。しかし同時に、家は、家族との共有空間でもあります。「誰と、何を、どのくらいシェアする空間が魅力的なのか?」高校生のあなたたちは、ご両親や兄弟と違う考え方を持っているはずです。また今日では「家族」のあり方もさまざまです。兄弟姉妹がいない一人っ子や子どもを持たない夫婦も家族。生涯独身の人も独り住まい老人も特殊な家族だと考えられます。そういう家族にとって安らぎやくつろぎとはなんでしょうか?

家に限らず、学校やまち、都市にさまざまな家族がさまざまに「安らぐ」「くつろぐ」空間を、高校生ならではの発想で提案してください。まだ独立した社会人ではない「リアルな高校生」であるあなたたちが、自分自身と「家族」との日常を、空間を介して考えた作品にしてください。

かつて高校生であった大人たちが「へぇ」と思うような、意外な発想に期待しています。

結果発表

「絵」の部門へ22点、「文」の部門へ17点の応募をいただき、厳正な選考の結果、以下の受賞作品を選出いたしました。
受賞者の皆様、おめでとうございます。
今後のコンペ関連のイベントとして、本学新宿キャンパスで、10月13日(日)に予定されている「秋のオープン・キャンパス」で受賞作品を展示し、表彰式・トークイベントを実施する予定です。

絵の部門
最優秀賞 泡の集合体 高橋 悠太 埼玉県立熊谷工業高等学校3年
優秀賞 2x2x3のすき間で感じる安らぎの箱 大石 理奈 静岡県立科学技術高等学校2年
優秀賞 つながりを選択できる塔の家  遠藤 駿 静岡県立科学技術高等学校2年
澤岡清秀賞 輪っかのイエ、輪っかのマチ 北岡 璃花子 富山県立富山工業高等学校2年
飯島直樹賞 湯ったりHouse 山崎 結衣 静岡県立科学技術高等学校2年
鈴木敏彦賞 Gap of the building 黒澤 恭平 埼玉県立熊谷工業高等学校2年
谷口宗彦賞 大きな絵をもつギャラリーハウス 纐纈 一真 国立豊田工業高等専門学校3年
藤木隆明賞 Huge 松本 孝貴 愛媛県立南宇和高等学校3年
西森陸雄賞 つながり 坂林 優梨 金沢市立工業高等学校3年
冨永祥子賞 話ができるみんなの図書館/もうひとつの家 相馬 孝世 神奈川県立大船高等学校2年
文の部門
最優秀賞 新・竹取物語のまち、千里へ 星野 勇輝 私立灘高等学校3年
優秀賞 真の安らぎ、くつろぎを私の両親にプレゼントしたい。 中家 萌瑛 大分県立大分工業高等学校1年
優秀賞 話ができるみんなの図書館/もうひとつの家 相馬 孝世 神奈川県立大船高等学校2年
審査員特別賞 「灯火」 共有する明かりの空間 和田 誠悠 静岡県立科学技術高等学校1年
審査員特別賞 歌声響くマンション♪ 泉 杏佳 静岡県立科学技術高等学校1年
審査員特別賞 サウンド・オブ・ハウス 吉井 絢都 京都市立伏見工業高等学校3年
審査員特別賞 第二の街 花里 颯太 京都市立伏見工業高等学校3年

応募要項

応募の資格
  • 2013年4月現在、高等学校に在学中(高等専門学校1~3年生を含む)であること。
  • 応募作品は個人による作品に限ります。
  • 「絵の部門」「文の部門」の両方への応募は可としますが、ひとりあたり各部門1点ずつしか応募できません。
提出締切

2013年8月31日(土)当日必着

  • 郵便、宅配便などを使ってお送り下さい。締切日後に到着したものは受理しません。
  • なお、直接持参による提出は受け付けません。
  • 締切後、概ね10日間以内に受領確認のハガキを提出者全員にお送りします。9月14日を過ぎてもハガキが届かない場合は、下記の電話番号にお問い合わせ下さい。
提出先

〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
工学院大学建築学部コンペ「○の部門」 (○には応募部門に応じ「絵」「文」を記入)係

TEL.03-3340-0140(建築学部事務室)
提出作品の
書式等と
提出方法

絵の部門

  • 設計図面(縮尺は自由)、ドローイング、模型写真など、自分の空間提案を表現したものをA2版用紙1枚(横使い420mm×594mm)におさめたものを提出作品とします。
  • ケント紙あるいはそれに類する厚紙とし、表現は鉛筆、インキング、着色、写真貼付、プリントアウトなどいずれでも可とします。ただし、パネル化しての提出はしないで下さい。

文の部門

  • ワープロ等を使用し、A4版用紙(横書き・縦使い)数枚にまとめ提出して下さい。文字の大きさやレイアウト等は自由です。
  • 1枚目は表紙とし、文のタイトルと200字以内の概要を記入して下さい。
  • 文章を補い、主張を裏付けるための図版、写真等を文中に使用してもかまいません。
  • 作品はWord形式またはText形式のファイルでCD-ROM等に保存し、作品とあわせて送ってください。(図版入りの場合、可能であればpdf形式のファイルも送ってください)

文の部門

  • 提出作品には、応募者の所属や氏名等がわかる内容を一切記入しないで下さい。
  • 別途、ホームページにアップされている所定の応募用紙に、必要事項(氏名、自宅住所、電話番号、学校名など、及び受領確認ハガキ等送付用ラベル)を記入して作品に同封して下さい。
  • 作品は折り曲げずに送付して下さい。
  • 応募作品は未発表のものに限ります。学校の課題として制作し、学校内だけで公表されたものは、未発表作品として扱います。
  • 応募作品は返却しませんので、必要な場合は予め複製を作っておいて下さい。
  • 以上の各点が守られていない作品は審査対象となりません。十分注意して下さい。
審査員

絵の部門

審査委員長
澤岡 清秀 (建築家/本学建築デザイン学科教授)
審査員
飯島 直樹 (建築家/本学建築デザイン学科教授)
鈴木 敏彦 (建築家/本学建築学科教授)
谷口 宗彦 (建築家/本学建築デザイン学科教授)
冨永 祥子 (建築家/本学建築デザイン学科准教授)
藤木 隆明 (建築家/本学建築デザイン学科教授)
西森 陸雄 (建築家/本学建築デザイン学科教授)

文の部門

審査委員長
藤森 照信 (建築史/本学建築デザイン学科教授)
審査員
下田 明宏 (ランドスケープ/本学まちづくり学科教授)
中島 裕輔 (環境工学/本学まちづくり学科准教授)
星  卓志 (市民まちづくり/本学まちづくり学科教授)
吉田 司雄 (文学/本学基礎・教養教育部門教授)
篠沢 健太 (ランドスケープ/本学まちづくり学科准教授)

最優秀賞:各部門1点 奨学金5万円
優秀賞:各部門2点 奨学金3万円
審査員特別賞:各部門5点以内 奨学金1万円

審査結果の公表など
  • 厳正に審査(非公開)を行い、9月中旬頃までに、入賞者への郵送及びホームページ上で審査結果を公表する予定です。
  • 受賞作品は、10月13日(日)に予定されている「秋のオープン・キャンパス」で展示します。
  • 同じく10月13日(日)に表彰式を実施し、表彰式後には建築家と語る「トークイベント」を実施する予定です。後日、ホームページなどでご案内いたします。
その他の注意事項
  • 作品の著作権は応募者に、ただし入選作品については広報用の著作権を本学に帰属するものとします。
  • 上記以外の事項に関しては応募者自らが判断することとします。電話等での問い合わせには応じられませんので、予めご了承下さい。
応募用紙
ダウンロード
応募要項PDF