お知らせ

04/21 当日配布の資料を追加掲載しました


2011年東日本大震災に関する新宿駅西口地域報告会
―駅周辺滞留者・帰宅困難者や超高層建築などの経験から都心部の震災対策を考える―

 新宿駅西口地域では、災害に強いまちづくりに向けて、新宿駅周辺防災対策協議会による地域防災訓練の実施や工学院大学による地域減災セミナーの開催など様々な取り組みを行ってきました。特に2010年度には超高層建築物が集積する西口地域の特徴を踏まえて、協議会に西口地域部会を設立し、超高層建築物における震災対応や、西口現地本部における情報共有、地域応急救護所による多数傷病者対応などの訓練を実施しました。このような状況の下、今回の震災では、様々な貴重な教訓を得ました。
 本報告会では、今回の震災による長周期地震動による高層建築など大規模建物の揺れや被害、現在の防災計画・避難計画の妥当性、在館者や帰宅困難者への対応、地域・自治体の連携方法などに関して、西口地域に関係する関係者の方々にご報告を頂き、今後、想定される東海・東南海連動型地震や首都圏直下地震などに向けた取り組みを探っていきたいと思います。

2011年東日本大震災に関する新宿駅西口地域報告会

開催日時 2011年4月20日(水) 13:30〜17:00 ※終了後懇親会を開催します
講演形式 工学院大学・新宿校舎中層棟B0663教室
新宿キャンパスへのアクセスマップはこちら
対 象 新宿駅周辺防災対策協議会、工学院大学(建築学部、総合研究所・都市減災研究センター)、新宿区
協力 新宿消防署
料金 無料(入退場自由)
プログラム 下記表をご覧ください
お問い合わせ先 新宿区区長室危機管理課(担当:平井)電話: 03-5273-4119
工学院大学建築学部(担当:久田) 電話:03-3340-3442
当日配布資料 超高層建築の揺れ・被害に関する事例報告 工学院大学からの報告 http://kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/Open/20110420Event/20Apr11_Kogakuin01.pdf
西口地域事業者から被害・初動対応に関する報告 工学院大学 http://kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/Open/20110420Event/20Apr11_Kogakuin02.pdf

プログラム

1.あいさつ(新宿駅周辺防災対策協議会・伊藤西口地域部会/訓練実行委員長)

2.超高層建築の揺れ・被害に関する事例報告

・工学院大学からの報告(工学院大学 山下哲郎 准教授、久保智弘 特任助教)
・超高層建物における長周期地震動対策の効果(大成建設 細澤 治 氏)

3.西口地域事業者から被害・初動対応に関する報告

・各事業者からの報告
・アンケート調査について(※注1)
− 休息 −(15分)

4.防災関係機関からの報告

・新宿区からの報告(平井危機管理課長) 
・新宿消防署からの報告(小山警防課長) 

5.質疑〜今後の防災対策に向けて(コーディネータ:工学院大・久田教授)

・今回の震災からの教訓と課題(各事業者・高層建築・地域連携・多数傷病者への対応)
・今後の取組について(協議会の体制、研究会・セミナー・講習会、11/10訓練など)

6.終了のあいさつ(工学院大学・建築学部長 長澤教授)

(注1):アンケート調査は、協議会と新宿区が新宿消防署などと協力して、西口地域事業者を中心に今回の地震による被害(人・構造・設備・2次部材・什器・エレベータ・経済など)、初動対応(館内・外部者・帰宅困難者への対応など)、および今後の地域連携に向けた提案・意見などに関して実施を予定しています。

懇親会

中層棟8階・ファカルティークラブ 会費:3,000円


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